2018/07/13 カテゴリー:ブログ
スポーツを行っていく中でケガは、起こってしまう事がありその中で少しでも良い対応ができていれば、スポーツへの復帰というのが早くなりやすいので、症例をご紹介していきます。バスケのゲーム中ディフェンスで守っていて サイドステップをして左足で踏ん張り右側に切り替えた時に足の甲に痛みが走って、歩くだけでも痛みが出てきている状態でした。レントゲンなどでは骨折や脱臼もないという事だったのですが 痛みが気になるので 来られました。足の甲を良く見てみると 少し盛り上がっているような感じで、特に親指に体重をかけると痛みが強くなるということがありました。このような場合 足の裏の筋肉や足の骨、靭帯で作られる「アーチ」といわれる形が崩れると筋肉や靭帯に負担がかかり足の痛みの原因にもなります。アーチとは分かりやすいものであれば 土踏まずのへこみの部分で、足の中にはその様なアーチが縦に2本、横に1本あり 身体への負担の軽減に繋がっています。今回のケースだと 足の衝撃を吸収してくれるアーチが崩れていたせいでグッと踏ん張った時に体重が支えきれずに靭帯にダメージが加わってしまった形になりました。痛みのある動きの中で痛みの場所の確認をしてもらうと、 リスフラン靭帯と言うところ(足の甲のポコっと膨らんだ所)に近い痛みだったので 左の土ふまずの内側のところにインソール(土踏まずをサポートするもの)を入れて歩いてみると土踏まずが 崩れずに歩ける為に痛めた靭帯のストレスが減り歩けるので痛みが楽になられていました。これはあくまでも応急処置になりますので そのインソールを入れている間は 身体の他の部分が痛みをかばってバランスが崩れやすくなっているので痛みの出やすい体になっています。身体のバランスが崩れると足の痛みも良くなりにくかったり 我慢し続けると痛みが出ていて当たり前な身体になってしまいます。身体の痛みでお困りの方はお気軽に当院までご相談下さい(^^)
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